全米スキー連盟(USSA・U.S. Ski and Snowboard Association )は25日にワールドカップスキー会場で知られるアメリカユタ州・パークシティに2250万ドル(約30億円)をかけ、ナショナルトレーニングセンターを設立することを発表した。7月18日から工事が始まり、2010年のバンクーバーオリンピックの前に完成する予定である。

 ワールドカップスキー会場のスキー場にトレーニングセンターを設立すれば、冬場も効率良く室内トレーニングもでき、全米や世界中の競技スキーヤーが合宿などに訪れるのではないかと思われる。また、 全米スキー連盟は選手育成などを含む長期に渡るプロジェクトを計画しており、今回の建設はその一貫であるということを全米スキー連盟の代表であるBill Marolt氏が公表した。

Bill Marolt
1964年のオリンピック選手。1963年滑降、1964年はスラローム、1965年は大回転で全米スキー選手権のタイトルを獲得している。1968年の引退後、アルペンスキーコーチとして活動。1978年から1984年まで全米スキー連盟のアルペンプログラムを担当し、1984年サラエボオリンピックでアメリカスキーチームは金3つ、銀2つを含む計5個のメダルを獲得した。いわゆるフィル・メーア、スティーブメーア兄弟の全盛期の頃である。以後、アメリカチームはボディ・ミラー(USA)が登場するまでW杯総合優勝できない状態が20年以上続いた。Bill Marolt 氏は現在アメリカ・パークシティ在住。