先ほど北海道道東シリーズ最終戦、FIS公認第20回JALカップ阿寒スラローム大会第2戦が終了し昨日に引き続き男子は山科博史(日大)、女子は滝下樹理(専門職組合SC)が優勝した。男女とも2日続けて同じ選手が優勝するというのは珍しい。また共通して言えるのがフィンランド遠征組が優勝、上位にいた点である。山科博史はスウェーデン・Arvidsjaurの男子回転で5位、滝下樹理もスウェーデンで優勝と2位があり、滝下の2007−2008シーズンFISレースだけですでに通算3勝を上げている。また滝下樹理に関して言えば阿寒第2戦は2位に2秒近い差を付け圧勝しており、「開幕ダッシュ」は成功と言えるのではないかと思う。以下は全選手のFISポイントとリザルト。
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FISレース
2007年12月21日16:43
2007年12月16日23:16
道東シリーズ第10回糠平温泉GS大会2日目は昨日に引き続き男女とも糠平温泉スキー場で大回転が行われた。男子大回転で優勝したのは前日2位に入っていたスキークロス日本代表の土井俊幸(サンミリオン福岡)が優勝した。いったいいつどこでどれだけのGSの練習をしたのか疑問だが、元アルペンナショナルチームだけあってアルペンでの実力は健在といったところだろうか。スキークロスや技術選の経験が生きているようである。
女子大回転は前日に引き続き長谷川絵美(日本女子体育大学)が圧勝し、2位に2秒近い差を付け2連勝を飾った。以下はリザルト。 続きを読む
女子大回転は前日に引き続き長谷川絵美(日本女子体育大学)が圧勝し、2位に2秒近い差を付け2連勝を飾った。以下はリザルト。 続きを読む
15日の糠平GSでも気になったのだが、日本のFISレースはトップとずいぶんタイム差があるような気がしてならない。例えば糠平GS女子初日のトップは長谷川絵美の2分10秒38。3位の柳原明子の時点で2分12秒56というタイム差である。日本のFISレースはこのようにTOP10の中ですでに2秒、3秒離されるレースが非常に多く、日本国内のFISレースの共通点である。
「トップ10内でタイム差がこれだけ開くのはなぜか?これは日本だけの話だろうか?」
と疑問に思い、大雑把だが1年間の国内・海外のFISレースリザルトをザっと見て「ある点」に気が付いた。それが「日本におけるTOP10内のタイム差」であり、これが日本アルペン界の問題点でもあるような気がする。
■トップ10内で2極化している日本アルペン界■
「2極化」というのは大げさかもしれない・・・がいつもいろんなレースのリザルトを見ていて思うのが、ナショナルチーム勢ばかり上位を占めているのが気にかかる。もちろん実力があるからなのだが、国内で練習する選手達が全日本選手権でもっと勝てる日は来ないのかと疑問に思うこともある。
男子もそうなのだが、海外組(W杯やヨーロッパカップ参戦者)を交えると女子もナショナルチーム勢が上位を占めており、安定感もある。そのため、国内選手との差が明らかにタイム差となってハッキリ出ているのだが、海外組が出場しないFISレースでもTOP10だけ見ると、たった10人の中で2秒、3秒離れているレースが多く見受けられる。上位2.3人だけは別次元というような状況が日本のスキーレースで見受けられ、TOP10内での2極化のような現象が起きている。そう考えると今の日本アルペンスキー界の最大の課題は、国内でのトレーニングでどこまでナショナルチーム勢、トップレベルの選手に迫れるかが最大の課題なのかもしれない。先ほどから海外組・国内組というサッカー日本代表のような表現を使っているが、国内のみでしか練習できない選手と海外を経験する選手の大きな違いの1つに「外国の山」を経験しているか、いないかの違いがある。
過去にウェンゲンやサンモリッツを実際に滑ったが海外の斜面はウネリが激しく、日本にはない環境が海外にはある。斜面変化の連続で次の旗門が見えないという所は1度や2度どころか3度以上やってくる場所もある。そのため日本の山はどうしてもフラットな感じがする。この辺のことはDVD
ワールドアルペンスキーVOL‘2でベンジャミン・ライヒ(AUT)の兄が日本のスキー環境のことについても言及している。日本で高速系の選手がなかなか育たないのも、海外のような山が無いからということもあるかもしれない。また、アイスバーンも日本とは比べ物にならない。そんな難しい斜面をフランスやイタリア、USスキーチームの練習を実際に見たとき、フリースキー1つ見ても他の選手がビビるポイントをなんなく滑っていくのは「さすが」と感じさせる。
環境がすべてではないが、正直環境面で有利なのはナショナルチームだろう。ただ彼らも元々はノーポイントからレースに臨んでおり、誰もが通る道を通ってきている。アルペンとは実力があればある程度まで上位に来れるのは事実だ。だが、問題はその先である。アルペンスキーというスポーツは10秒差から3秒差にまで縮めるよりも、3秒差から1秒差に縮める方が難しいような気がする。そこで気になったのが日本と海外のFISレースの大きな違いに「上位10人のタイム差」が挙げられる。
■日本はタイム差があり、海外は僅差■
リザルトを見ていると海外のFISレースは日本ほどトップとのタイム差が開いていない点が見受けられる。この辺は雪質も影響しているだろう。だが、昨年のヨーロッパは温暖でどちらかというと日本とさほど変わらなかった。ガリガリのアイスバーンのレースもあれば、日本のように荒れるレースも当然ある。そんな中でも海外FISレーストップ10の選手を見ると皆1秒以内もしくは2秒以内でひしめくのだが、日本はトップ3だけが1秒以内で、6位くらいになるとトップと3秒も開いているレースが見受けられる。中には2位の選手でトップと2秒のタイム差が開くというケースもある。海外ではあまり見られないケースが日本では頻繁に見られるのだ。それだけ海外と日本のFISレースの「TOP10の中身」が違う。
数字だけですべてを語れないのでこの「タイム差」の原因はわからない。精神面、技術、インスペクションの仕方・・・etcと挙げたらキリがないだろう。「選手の実力が足りない」「海外は競争が激化しており個々のレベルが高い」と言えばそれまでなのだが、この日本におけるTOP10のタイム差という「数字」は想像以上に大きな意味があるのではないかと思う。海外が「個々のレベルが高い」のであれば、日本は「個々の差が開きすぎている」ような気がしてならない。この辺の差を埋められればナショナルチーム選手達と互角に戦えるのではないかと思うし、ナショナルチームメンバーも大きく変わり、日本のスキーレベルはもっと上がるだろうと思う。
「あと2秒、3秒がどうしても縮められない。」そんな選手達を数多く見て、辞めていった選手も数多く見てきた。このタイム差はアルペンスキーの世界で最も大きな「壁」なのかもしれない。
「トップ10内でタイム差がこれだけ開くのはなぜか?これは日本だけの話だろうか?」
と疑問に思い、大雑把だが1年間の国内・海外のFISレースリザルトをザっと見て「ある点」に気が付いた。それが「日本におけるTOP10内のタイム差」であり、これが日本アルペン界の問題点でもあるような気がする。
■トップ10内で2極化している日本アルペン界■
「2極化」というのは大げさかもしれない・・・がいつもいろんなレースのリザルトを見ていて思うのが、ナショナルチーム勢ばかり上位を占めているのが気にかかる。もちろん実力があるからなのだが、国内で練習する選手達が全日本選手権でもっと勝てる日は来ないのかと疑問に思うこともある。
男子もそうなのだが、海外組(W杯やヨーロッパカップ参戦者)を交えると女子もナショナルチーム勢が上位を占めており、安定感もある。そのため、国内選手との差が明らかにタイム差となってハッキリ出ているのだが、海外組が出場しないFISレースでもTOP10だけ見ると、たった10人の中で2秒、3秒離れているレースが多く見受けられる。上位2.3人だけは別次元というような状況が日本のスキーレースで見受けられ、TOP10内での2極化のような現象が起きている。そう考えると今の日本アルペンスキー界の最大の課題は、国内でのトレーニングでどこまでナショナルチーム勢、トップレベルの選手に迫れるかが最大の課題なのかもしれない。先ほどから海外組・国内組というサッカー日本代表のような表現を使っているが、国内のみでしか練習できない選手と海外を経験する選手の大きな違いの1つに「外国の山」を経験しているか、いないかの違いがある。
過去にウェンゲンやサンモリッツを実際に滑ったが海外の斜面はウネリが激しく、日本にはない環境が海外にはある。斜面変化の連続で次の旗門が見えないという所は1度や2度どころか3度以上やってくる場所もある。そのため日本の山はどうしてもフラットな感じがする。この辺のことはDVD
環境がすべてではないが、正直環境面で有利なのはナショナルチームだろう。ただ彼らも元々はノーポイントからレースに臨んでおり、誰もが通る道を通ってきている。アルペンとは実力があればある程度まで上位に来れるのは事実だ。だが、問題はその先である。アルペンスキーというスポーツは10秒差から3秒差にまで縮めるよりも、3秒差から1秒差に縮める方が難しいような気がする。そこで気になったのが日本と海外のFISレースの大きな違いに「上位10人のタイム差」が挙げられる。
■日本はタイム差があり、海外は僅差■
リザルトを見ていると海外のFISレースは日本ほどトップとのタイム差が開いていない点が見受けられる。この辺は雪質も影響しているだろう。だが、昨年のヨーロッパは温暖でどちらかというと日本とさほど変わらなかった。ガリガリのアイスバーンのレースもあれば、日本のように荒れるレースも当然ある。そんな中でも海外FISレーストップ10の選手を見ると皆1秒以内もしくは2秒以内でひしめくのだが、日本はトップ3だけが1秒以内で、6位くらいになるとトップと3秒も開いているレースが見受けられる。中には2位の選手でトップと2秒のタイム差が開くというケースもある。海外ではあまり見られないケースが日本では頻繁に見られるのだ。それだけ海外と日本のFISレースの「TOP10の中身」が違う。
数字だけですべてを語れないのでこの「タイム差」の原因はわからない。精神面、技術、インスペクションの仕方・・・etcと挙げたらキリがないだろう。「選手の実力が足りない」「海外は競争が激化しており個々のレベルが高い」と言えばそれまでなのだが、この日本におけるTOP10のタイム差という「数字」は想像以上に大きな意味があるのではないかと思う。海外が「個々のレベルが高い」のであれば、日本は「個々の差が開きすぎている」ような気がしてならない。この辺の差を埋められればナショナルチーム選手達と互角に戦えるのではないかと思うし、ナショナルチームメンバーも大きく変わり、日本のスキーレベルはもっと上がるだろうと思う。
「あと2秒、3秒がどうしても縮められない。」そんな選手達を数多く見て、辞めていった選手も数多く見てきた。このタイム差はアルペンスキーの世界で最も大きな「壁」なのかもしれない。
15日からようやく国内のアルペンスキーレースも始まり、開幕戦が北海道糠平温泉スキー場で行われた。男子の優勝は渡辺拓也(日本大学)、2位にはスキークロスに転向しバンクーバーオリンピックを目指す土井俊幸(サンミリオン福岡スキークラブ)が入りアルペンでも健在であることを証明した。3位に滝口翔平(近畿大学)が入っている。昨年の道東シリーズで2勝を飾ったポイントリーダー、渡辺 靖彦(チームアルビレックス新潟)は7位に終わっている。
一方女子では長谷川絵美(日本女子体育大学)が優勝。2位には復活をかける元ナショナルチームの滝下樹理、3位に柳原明子が入賞した。中でも滝下樹理は先週スウェーデンのFISレース女子回転2連戦で優勝と2位という勢いをそのままに帰国した。12月1日のフィンランド女子大回転でも8位と12位に入っている。昨年の韓国・日本のファーイーストカップは回転、大回転とも一桁をマークしており、安定感はあったのだが韓国は優勝できても、国内では阿寒SL優勝以外はあと一歩のところでタイトルを逃している。そのため今シーズンの全日本スキー選手権などはとても重要なレースになるのではないかと思う。
現在女子ナショナルチームは湯本浩美(天山リゾートクラブ)、星瑞枝(日体大)、花岡萌(アイザックスキークラブ)、関塚 真美(チームアルビレックス新潟)以外は若手で固められている。海外では清澤恵美子(チームアルビレックス新潟)らがレースに出場しているが、正直昨年ナショナルチームを交えた全日本スキー選手権ではナショナルチーム勢のほうがタイムが良く、全体的に3位以内の選手以外はタイム差がある状態である。なので今後女子ナショナルチームに入るのであれば、湯本浩美、星瑞枝、花岡萌、関塚真美の4人に割って入っていかないと昨年のタイム差から見て難しいのかもしれない。
関連記事
2極化している日本アルペン界。海外FISレースと国内FISレースの違いはトップとのタイム差 続きを読む
一方女子では長谷川絵美(日本女子体育大学)が優勝。2位には復活をかける元ナショナルチームの滝下樹理、3位に柳原明子が入賞した。中でも滝下樹理は先週スウェーデンのFISレース女子回転2連戦で優勝と2位という勢いをそのままに帰国した。12月1日のフィンランド女子大回転でも8位と12位に入っている。昨年の韓国・日本のファーイーストカップは回転、大回転とも一桁をマークしており、安定感はあったのだが韓国は優勝できても、国内では阿寒SL優勝以外はあと一歩のところでタイトルを逃している。そのため今シーズンの全日本スキー選手権などはとても重要なレースになるのではないかと思う。
現在女子ナショナルチームは湯本浩美(天山リゾートクラブ)、星瑞枝(日体大)、花岡萌(アイザックスキークラブ)、関塚 真美(チームアルビレックス新潟)以外は若手で固められている。海外では清澤恵美子(チームアルビレックス新潟)らがレースに出場しているが、正直昨年ナショナルチームを交えた全日本スキー選手権ではナショナルチーム勢のほうがタイムが良く、全体的に3位以内の選手以外はタイム差がある状態である。なので今後女子ナショナルチームに入るのであれば、湯本浩美、星瑞枝、花岡萌、関塚真美の4人に割って入っていかないと昨年のタイム差から見て難しいのかもしれない。
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13日にカナダで行われたFISレースに日本人選手が出場し、清澤恵美子の9位が最高だった。以下、梅原玲奈20位、安田かずみ22位という結果である。以下はリザルト。
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8月のニュージーランド・サザンカップから4ヶ月ほど経ち、ようやく日本でFISレースが開幕する。その第1戦の会場である糠平温泉スキー場は現在合宿するレーサーばかりのゲレンデとなっている。
15日・16日両日共に大回転が行われるが、15日の天気予報は晴れのち曇り、最高気温が1度、最低気温がマイナス7度となっている。16日は晴れのち曇りで最高気温が2度、最低気温がマイナス9度となっており、土日の降水確率は10%という状態である。


*現地の写真
糠平ピープル
http://blog.livedoor.jp/greeneige/
*昨年の佐藤栄一糠平GS1本目の映像
Eiichi Sato Blog
http://ameblo.jp/eiichi0731/
15日・16日両日共に大回転が行われるが、15日の天気予報は晴れのち曇り、最高気温が1度、最低気温がマイナス7度となっている。16日は晴れのち曇りで最高気温が2度、最低気温がマイナス9度となっており、土日の降水確率は10%という状態である。
*現地の写真
糠平ピープル
http://blog.livedoor.jp/greeneige/
*昨年の佐藤栄一糠平GS1本目の映像
Eiichi Sato Blog
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12月5日、オーストリアのTschaggunsで行われたFISレース男子回転が行われたが日本勢の最高成績は布施峰(開志学園JWSC)の36位が最高だった。高澤 伸(専修大学)、片桐健策は2本目途中棄権となっている。以下はリザルト。
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中国万龍で行われているFISレース大会3日目の男子回転で日本の良波拓夢が優勝したことをサロモンオフィシャルサイトで報告されている。2位には清水宏康(早大)、3位に中村和司(花輪高)という結果だった。またユニティスキーレーシングサイトでもより多くの写真で現地の様子をアップしているので興味のある方は下記をクリックしてください。
詳しくはこちら
中国FIS大会3日目 SLで良波拓夢選手が優勝!(SALOMON)
2007年11月28日(水) FISレース SL第1戦(ユニティスキーレーシング)
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2007年11月28日(水) FISレース SL第1戦(ユニティスキーレーシング)
インドアスキー場があることで有名なオランダ・LandgraafでFISレースが昨日行われた。ここの会場は2005年ヨーロッパカップの時はノックアウト方式で行われ生田康宏、吉岡大輔などが出場したことがある。だが今回は通常の2本制である。ヨーロッパ遠征中のナショナルチーム勢も出場しており日本勢のトップは昨年全国高校選抜で2冠を達成した石井智也(北照高校)の66位が最高で合計タイム50秒78だった。その他の日本勢の成績は昨年W杯デビューを果たした花田将司(北海道東海大)が70位、佐藤翔(日本大学)77位、大越龍之介(北海道東海大)80位、及川貴寛(中央大学)87位という結果だった。
タイムを見ての通り23秒から26秒前後で終わるため、一回のミス、細かいミスがタイム差となって表れるコースだ。トップと1秒以内に31人、2秒以内に59人という大接戦となるため、誰が勝ってもおかしくないレースなのだが、そんな状況でもワールドカップクラスの選手はちゃんと上位を占めており、実力の差がハッキリと出る。また、タイム差を見ると0.02秒差など百分の一秒で決まるスリリングな世界であり、従来のスラロームとは違ったレース展開となるため別のトレーニング方法、戦略が必要かもしれない。陸上で言えば短距離に当たる種目であり、今までのスラローム(スキー競技)には無い短さである。技術や瞬発力などのフィジカルはもちろん、チューナップやワクシングなどもかなりのウエイトを占めるのではないだろうか。そのため20秒台で終わる短いコースは技術だけではなく、ワクシングやチューンナップ、マテリアルなど競技スキーの総合的な力がよりハッキリと表れるレースとなっている。
それにしても同タイムの選手がこのレースは多い。それだけ僅差なのだが、オリンピックやW杯を見てていつも思うが、2000年以降アルペンスキーは同タイムが増えている。そろそろ1000分の一秒の計測器を導入し、F1のように1000分の1秒を争う世界に移行したほうが良いような気がするのは私だけだろうか。もし仮に1000分の1秒でタイムが計測されるとマテリアルもミクロの世界になっていく。1000分の1秒の世界であるF1は職人が部品をすべてミリ単位で調整し、フェラーリのボルトであるポジポリーニ、ウィリアムズのボルト職人などはボルト作りだけで一生をかけたりする。コンピュータでは調整できない「感覚」は職人にしかできないそうである。そして1000分の1秒で勝つため、1周1周タイムを計測し、コンピュータのデータベースに記録し、どのパーツが良いか何度もテストするのがF1の世界である。
今後地球温暖化によりインドアスキー場が将来的に増え、今回のようなスキーレースが増加するのであればスキーチームの有り方、マテリアルの有り方も変わるのではないだろうか。0.01秒差、0.02秒差の選手の実力は恐らく変わらないだろう。そうなるとワックスやマテリアルの責任が当然大きくなっていく。でないと今大会のように1秒遅れただけで30位以下になってしまうという事態になる。もしこれがワールドカップだった場合、1本目0.5〜1秒遅れただけで2本目に進めないという事態である。
インドアスキーレースが本格的になり、アルペンスキー競技は新たな時代に入ったと言えるのではないだろうか。50秒から60秒のスラロームは陸上のタイム言えば400m、このレースはタイム的に200m走とまったく違う時間枠のため「新種目」という見方をしても過言ではない。陸上は100mと200mでは完全に別の種目として扱っているし、400mの選手と100mの選手では練習の仕方も変わり、明らかに体型も変わる。インドアの場合50秒と20秒のスラロームは「違う種目」という「発想」を持たないと、恐らく20秒のレースでは勝てないだろうと思う。
優勝はカナダのSTUTZ Paulで合計タイム48秒39。アラン・バクスター(イギリス)は11位、キリアン・アルブレヒト(ブルガリア)は17位という結果だった。リザルトは以下の通り。 続きを読む
タイムを見ての通り23秒から26秒前後で終わるため、一回のミス、細かいミスがタイム差となって表れるコースだ。トップと1秒以内に31人、2秒以内に59人という大接戦となるため、誰が勝ってもおかしくないレースなのだが、そんな状況でもワールドカップクラスの選手はちゃんと上位を占めており、実力の差がハッキリと出る。また、タイム差を見ると0.02秒差など百分の一秒で決まるスリリングな世界であり、従来のスラロームとは違ったレース展開となるため別のトレーニング方法、戦略が必要かもしれない。陸上で言えば短距離に当たる種目であり、今までのスラローム(スキー競技)には無い短さである。技術や瞬発力などのフィジカルはもちろん、チューナップやワクシングなどもかなりのウエイトを占めるのではないだろうか。そのため20秒台で終わる短いコースは技術だけではなく、ワクシングやチューンナップ、マテリアルなど競技スキーの総合的な力がよりハッキリと表れるレースとなっている。
それにしても同タイムの選手がこのレースは多い。それだけ僅差なのだが、オリンピックやW杯を見てていつも思うが、2000年以降アルペンスキーは同タイムが増えている。そろそろ1000分の一秒の計測器を導入し、F1のように1000分の1秒を争う世界に移行したほうが良いような気がするのは私だけだろうか。もし仮に1000分の1秒でタイムが計測されるとマテリアルもミクロの世界になっていく。1000分の1秒の世界であるF1は職人が部品をすべてミリ単位で調整し、フェラーリのボルトであるポジポリーニ、ウィリアムズのボルト職人などはボルト作りだけで一生をかけたりする。コンピュータでは調整できない「感覚」は職人にしかできないそうである。そして1000分の1秒で勝つため、1周1周タイムを計測し、コンピュータのデータベースに記録し、どのパーツが良いか何度もテストするのがF1の世界である。
今後地球温暖化によりインドアスキー場が将来的に増え、今回のようなスキーレースが増加するのであればスキーチームの有り方、マテリアルの有り方も変わるのではないだろうか。0.01秒差、0.02秒差の選手の実力は恐らく変わらないだろう。そうなるとワックスやマテリアルの責任が当然大きくなっていく。でないと今大会のように1秒遅れただけで30位以下になってしまうという事態になる。もしこれがワールドカップだった場合、1本目0.5〜1秒遅れただけで2本目に進めないという事態である。
インドアスキーレースが本格的になり、アルペンスキー競技は新たな時代に入ったと言えるのではないだろうか。50秒から60秒のスラロームは陸上のタイム言えば400m、このレースはタイム的に200m走とまったく違う時間枠のため「新種目」という見方をしても過言ではない。陸上は100mと200mでは完全に別の種目として扱っているし、400mの選手と100mの選手では練習の仕方も変わり、明らかに体型も変わる。インドアの場合50秒と20秒のスラロームは「違う種目」という「発想」を持たないと、恐らく20秒のレースでは勝てないだろうと思う。
優勝はカナダのSTUTZ Paulで合計タイム48秒39。アラン・バクスター(イギリス)は11位、キリアン・アルブレヒト(ブルガリア)は17位という結果だった。リザルトは以下の通り。 続きを読む
2007年10月17日15:10
西武から買い取った北海道・糠平温泉スキー場をシティグループ・プリンシパル・インベストメンツ・ジャパンがグリーンネージュジャパンに営業権を譲渡することが決まった。金額などはこれから詰め、今月中にも契約が結ばれることになる。
昨日15日にSAJサイトにてジュニアチームの北欧・ヨーロッパ遠征が発表された。Jr.A/Bは北欧と中央ヨーロッパと表示されている。遠征メンバーは以下の通り。
Jr-A
及川貴寛(中央大学学友会体育連盟)
高澤 伸(専修大学体育会スキー部)
Jr-B
清水 大(飯山南高校)
布施 峰(開志学園JWSC)
W
花田将司(北海道東海大学スキー部)
山本真也(法政大学体育会スキー部)
佐藤 翔(日本大学保健体育審議会)
Jr-A
大越龍之介(北海道東海大学スキー部)
石井智也(北照高校)
SAJオフィシャルサイト
http://www.ski-japan.or.jp/official/saj/index.html
Jr-A
及川貴寛(中央大学学友会体育連盟)
高澤 伸(専修大学体育会スキー部)
Jr-B
清水 大(飯山南高校)
布施 峰(開志学園JWSC)
W
花田将司(北海道東海大学スキー部)
山本真也(法政大学体育会スキー部)
佐藤 翔(日本大学保健体育審議会)
Jr-A
大越龍之介(北海道東海大学スキー部)
石井智也(北照高校)
SAJオフィシャルサイト
http://www.ski-japan.or.jp/official/saj/index.html
30日から競技が始まったオーストラリアンニュージーランドカップ。昨日は男女とも大回転が行われ、男子大回転はオーレ世界選手権男子大回転6位だったノルウェーのカールセン(NOR)が2位に1秒差をつけて優勝した。サザンカップにも出場していたキリアン・アルブレヒト(BUL)は9位だった。女子大回転はオーレ世界選手権GS13位でW杯にも参戦しているSUTER Fabienne(SUI)が2位に2秒近い差をつけて圧勝した。以下はリザルトとFISポイントである。
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2007年08月29日12:40
- カテゴリ
- FISレース
- ワールドカップスキー
明日からニュージーランド・トレブルコーンでオーストラリア・ニュージーランドカップが行われる。(コンチネンタルカップ)出場予定の選手はキリアン・アルブレヒト(BUL)やノルウェーチーム、女子はオーストリアチームやスイスチームが出場する予定。日本人選手や韓国など計15カ国の選手達がこのレース参戦する。
サザンカップ最終日も男女回転が行われ、男子はW杯でもお馴染みのテッド・リゲティ(USA)、女子は清澤恵美子(チームアルビレックス新潟)が優勝した。清澤恵美子は昨年も優勝しているが、今年は4戦中3勝を上げる結果を残した。
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サザンカップ3日目男女とも回転競技が行われ男子はオーストリアからブルガリアに国籍を変えたキリアン・アルブレヒト(AUT)が優勝。女子は花岡萌(アイザックスキークラブ)が優勝した。
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2007年08月20日13:40
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今日から開幕するニュージーランド航空サザンカップに今年もアメリカナショナルチームが参戦することがわかった。調べによると申し込みしたのはトリノオリンピック男子スーパーコンバインド金メダリストのテッド・リゲティ、エリックシェロピーなどである。その他に日本選手を中心に韓国、スイスチーム、カナダチーム、ブルガリア、オーストラリアなどが含まれており、ちょっとした「FISレースのワールドカップ」と言ったところである。
多くの日本人選手が出場することで知られるサザンカップだが、日本人とは違った滑りをしてくる海外勢を身近で感じられる大会でもあり、多くのことを学べる大会なのではないかと思われる。21,22日は男女大回転、23,24日は男女回転が行われる。
多くの日本人選手が出場することで知られるサザンカップだが、日本人とは違った滑りをしてくる海外勢を身近で感じられる大会でもあり、多くのことを学べる大会なのではないかと思われる。21,22日は男女大回転、23,24日は男女回転が行われる。
先日7日にCerro Castor (ARG)でサウスアメリカンカップが行われトリノオリンピック男子大回転1本目上位だったカナダのGSスペシャリスト、ジャン・フィリップ・ロイが2位に入賞した。このサウスアメリカンカップでカナダチームが何人か出場している。優勝はアルゼンチンの選手だった。
8日に行われたサウスアメリカンカップ男子回転ではワールドカップにも参戦しているパトリック・ビグス(CAN)が優勝している。 続きを読む
8日に行われたサウスアメリカンカップ男子回転ではワールドカップにも参戦しているパトリック・ビグス(CAN)が優勝している。 続きを読む
各日本人選手がすでにニュージーランド入りしていることを各選手のブログで報告されている。水尾大輔は怪我からの復帰、そして結婚後のスキー活動再開ということになるが、現地ではノルウェーチームやボディ・ミラーがトレーニングしていることを報告している。また、大瀧徹也のブログではベンジャミン・ライヒとの写真が掲載されるなど、オーストリア男子技術系チームと遭遇したようである。その他アジアチャンピオンの清澤恵美子、来季W杯に復帰する皆川賢太郎もニュージーランド合宿の報告をしている。
各選手ブログ
清澤恵美子
http://ameblo.jp/emikiyo/
皆川賢太郎
http://ameblo.jp/kentaro1up/entry-10042635333.html
水尾大輔
http://mizuodaisuke.seesaa.net/article/50778338.html
大瀧徹也
http://otakit.exblog.jp/6647745/
木村公宣
http://www.kimukimi.com/diary/topics.cgi
各選手ブログ
清澤恵美子
http://ameblo.jp/emikiyo/
皆川賢太郎
http://ameblo.jp/kentaro1up/entry-10042635333.html
水尾大輔
http://mizuodaisuke.seesaa.net/article/50778338.html
大瀧徹也
http://otakit.exblog.jp/6647745/
木村公宣
http://www.kimukimi.com/diary/topics.cgi
新しいFISポイントリストが国際スキー連盟のオフィシャルサイトにアップされました。
http://www.fis-ski.com/uk/disciplines/alpineskiing/fispoints.html
http://www.fis-ski.com/uk/disciplines/alpineskiing/fispoints.html
国際スキー連盟は先月のスロベニアでの会議で、アルペンスキー選手のための「アルペンスキー専用トレーニングセンター」の建設を決定した。場所はイタリア・セラ・ネヴェアで、ここはイタリアとスロベニアとの国境に近い場所にある。北に行けばオーストリアも近く、クロアチアにも近い。
このスキー場は以前からFISレースやヨーロッパカップで使用されている場所でもあり、ヨーロッパのスキー選手の間では有名なスキー場である。国際スキー連盟は全世界のスキー連盟の練習も1日85ユーロ(約13800円)で受け付ける方針も出した。この価格は宿泊費、食事代、スキーリフト代を含む料金である。そして、新しいコースには人口降雪機などの設備はもちろん、フィットネス施設、ビデオで分析する専用の部屋、会議室、その他のトレーニングサービス、アルペンスキーに関するテクニカルサポートなどが受けられるアルペン専用スキー場となる。ウェブサイトの設置は2007年9月頃開設される予定なので、全貌はその頃わかるのではないかと思われる。
日本でも北海道・歌志内市のかもい丘スキー場やニセコモイワスキー場などアルペンスキーの練習場所を提供してくれる大変ありがたいスキー場が何箇所かあるが、日本での練習は外国特有のウネリや急斜面がないので、海外のFISレースを転戦する人には物足りない部分がある。人気アルペンスキーDVD「
ワールドアルペンスキー2」でもベンジャミン・ライヒ(AUT)の兄が日本のスキー場環境の弱さを指摘していた。
隣国であるオーストリアやスロベニアからもレーシングチームが練習に来ているスキー場なので、興味のある方はsella@promotur.orgまで連絡してみると良いかもしれない。
グーグルマップでSella Nevea検索
http://maps.google.it/maps?f=q&hl=it&q=Sella+Nevea&sll=41.442726,12.392578&sspn=8.512733,14.897461&ie=UTF8&ll=46.3692,13.503571&spn=0.244949,0.465546&z=11&iwloc=addr&om=1
このスキー場は以前からFISレースやヨーロッパカップで使用されている場所でもあり、ヨーロッパのスキー選手の間では有名なスキー場である。国際スキー連盟は全世界のスキー連盟の練習も1日85ユーロ(約13800円)で受け付ける方針も出した。この価格は宿泊費、食事代、スキーリフト代を含む料金である。そして、新しいコースには人口降雪機などの設備はもちろん、フィットネス施設、ビデオで分析する専用の部屋、会議室、その他のトレーニングサービス、アルペンスキーに関するテクニカルサポートなどが受けられるアルペン専用スキー場となる。ウェブサイトの設置は2007年9月頃開設される予定なので、全貌はその頃わかるのではないかと思われる。
日本でも北海道・歌志内市のかもい丘スキー場やニセコモイワスキー場などアルペンスキーの練習場所を提供してくれる大変ありがたいスキー場が何箇所かあるが、日本での練習は外国特有のウネリや急斜面がないので、海外のFISレースを転戦する人には物足りない部分がある。人気アルペンスキーDVD「
隣国であるオーストリアやスロベニアからもレーシングチームが練習に来ているスキー場なので、興味のある方はsella@promotur.orgまで連絡してみると良いかもしれない。
グーグルマップでSella Nevea検索
http://maps.google.it/maps?f=q&hl=it&q=Sella+Nevea&sll=41.442726,12.392578&sspn=8.512733,14.897461&ie=UTF8&ll=46.3692,13.503571&spn=0.244949,0.465546&z=11&iwloc=addr&om=1
FIS公認野沢温泉カップの男女回転第2戦は引き続き野沢温泉スキー場で行われた。男子回転には前日まで連勝したエース佐々木明(グローバルエクステンドSC)は欠場。代わって湯浅直樹(スポーツアルペンク)がこの大会の主役になった。だが、湯浅直樹は1本目精彩を欠き、2本目途中棄権した。
優勝は大越龍之介で、彼だけ1分49秒台を叩き出した。2位には元ナショナルチーム土井俊幸(サンミリオンSC)が入り、存在感をアピールした。一部のブログでは「3ヶ月以上ほとんど練習していない」との情報もある。3位には高校選抜で優勝した石井智也(北照高校)が入った。ファーイーストカップで大活躍した生田康宏(東京美装)は10位だった。
女子では花岡萌(アイザックク)が野沢に来てスラローム3連勝と勢いに乗っている。
前日、野沢温泉スキー場に季節外れの雪が降りバーンコンディションは緩くなった。これにより、滑りに安定感がある選手などが上位にくる傾向があった。下記の動画では石井智也(北照高校)がアップされているが、1本目、2本目ともに上半身が安定しており、野沢温泉で表彰台に上がり続ける点がいくつか見受けられる。
明日は男女とも大回転が行われる。全日本選手権の男子大回転は中止となったため、事実上この野沢温泉カップ男子大回転が全日本選手権並の戦いになるのではないかと思われる。
参考:野沢温泉カップ石井智也選手(北照高校)の動画
管理人がアメブロで集めたスキー動画集はこちら→FISレース・スキー動画一覧
以下はリザルト。 続きを読む
優勝は大越龍之介で、彼だけ1分49秒台を叩き出した。2位には元ナショナルチーム土井俊幸(サンミリオンSC)が入り、存在感をアピールした。一部のブログでは「3ヶ月以上ほとんど練習していない」との情報もある。3位には高校選抜で優勝した石井智也(北照高校)が入った。ファーイーストカップで大活躍した生田康宏(東京美装)は10位だった。
女子では花岡萌(アイザックク)が野沢に来てスラローム3連勝と勢いに乗っている。
前日、野沢温泉スキー場に季節外れの雪が降りバーンコンディションは緩くなった。これにより、滑りに安定感がある選手などが上位にくる傾向があった。下記の動画では石井智也(北照高校)がアップされているが、1本目、2本目ともに上半身が安定しており、野沢温泉で表彰台に上がり続ける点がいくつか見受けられる。
明日は男女とも大回転が行われる。全日本選手権の男子大回転は中止となったため、事実上この野沢温泉カップ男子大回転が全日本選手権並の戦いになるのではないかと思われる。
参考:野沢温泉カップ石井智也選手(北照高校)の動画
管理人がアメブロで集めたスキー動画集はこちら→FISレース・スキー動画一覧
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全日本選手権に引き続き、野沢温泉スキー場で野沢温泉カップの男女回転が行われた。優勝は佐々木明(グローバルエクステンドSC)、2位湯浅直樹(スポーツアルペンク)、3位に石井智也が入賞した。女子は全日本選手権女子回転を制した花岡萌(アイザックク)が優勝した。以下はリザルト。
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北海道最後のFISレースとなる岡部哲也カップが小樽市の天狗山スキー場で行われた。2日目の男女回転では石井智也(北照高)と皆方美咲(北照高)の北照高勢が優勝した。4月2日からは日本一のスキー選手を決める全日本スキー選手権が長野県野沢温泉スキー場で行われる。以下は岡部哲也杯初日と2日目のリザルト。
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