先日2014年冬季オリンピックの開催地がロシアのソチに選ばれたが、国際オリンピック委員会(IOC)並びに世界中の都市は次の2018年冬季五輪に向けて動き出している。
このブログの親サイトであるファーストスキーでは昨年から2018年冬季五輪の立候補地について取り上げているが、新たにドイツが正式に立候補に出てくる可能性が出てきている。今まで取り上げたのは中国山間部のペクトゥサン(長白山)とW杯でお馴染みのアメリカ・ベイルである。ドイツの冬季オリンピックについてはドイツスキー連盟のオフィシャルな情報なので、立候補の可能性は高いと言える。そして場所はなんと
ミュンヘン
というから驚きだ。ご存知の方も多いかと思うが1972年夏季のミュンヘンオリンピックは「史上最悪のオリンピック」と呼ばれたミュンヘンオリンピック事件(*1)があった。パレスチナ武装組織が進入し、イスラエル選手団を虐殺し、オリンピックの競技は中断された大事件である。(詳しくはこちら⇒ミュンヘンオリンピック事件(ウィキペディア)
最近でもDVDでスティーブンスピルバーグ監督の「ミュンヘン
一瞬ミュンヘンと聞くとこの頃のことが思い浮かぶが、今は東西ドイツも統合し社会全体も変わっている。ドイツ国家はバックアップする支援企業もあり、新たに冬季オリンピックでミュンヘンオリンピックを行う計画を着々と進めている。アルペンスキーの会場となるのは今のところガルミッシュ・パルテンキルヘンが候補に挙がっている。ガルミッシュは2011年アルペンスキー世界選手権の会場としても有名でワールドカップスキーファンなら知っているスキー場である。
2014年冬季五輪会場が決まったことで、徐々に2018年冬季五輪立候補地が出るものと思われる。
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2018年冬季オリンピック最新情報
Olympische Winterspiele 2018(ドイツスキー連盟オフィシャルサイト・ドイツ語)
*1:ミュンヘンオリンピック事件が決行された理由はイスラエル建国と深い関係がある。イスラエルという国は元々国を失ったユダヤ人達の故郷とされており、今現在も世界各国に散らばったユダヤ人たちがイスラエルに帰り始めている。この国は事実上アメリカを支配している国でもあるのだが、1948年イスラエル建国後4度にわたる中東戦争でパレスチナ解放人民戦線(PFLP)は国際テロに出て1970年9月パレスチナ難民キャンプを攻撃。パレスチナ主流派のファタハは、報復のため偵察隊を「黒い9月(BSO)」として先鋭化させ、1971年ヨルダン首相を暗殺(ブラック・セプテンバー事件)、1972年、ミュンヘンオリンピック村事件を敢行した。パレスチナ解放人民戦線(PFLP)はアメリカやイスラエル、EU、カナダでテロ組織としている。だが、いろいろな書籍を読むと紀元前123年にマカバイ戦争でユダヤ人がパレスチナを支配しており、パレスチナ人達にも動機があるわけである。見ての通り両者の紛争は紀元前から続いている。また、ドイツはヒトラーのユダヤ人虐殺の地でもあり上記のことを踏まえると、ドイツでの冬季オリンピックは世界一の厳戒態勢でないと開催できないのではないかと思われる
*2:映画「ミュンヘン」はユダヤ人であるスティーブンスピルバーグが製作したもので、ミュンヘン―黒い九月事件の真実 (角川文庫) (文庫)
パレスチナ解放人民戦線とは?(ウィキペディア)
1972年ミュンヘンオリンピックの詳しい情報
ミュンヘンDVD
ミュンヘン―黒い九月事件の真実 (角川文庫) (文庫)

