国際スキー連盟は先月のスロベニアでの会議で、アルペンスキー選手のための「アルペンスキー専用トレーニングセンター」の建設を決定した。場所はイタリア・セラ・ネヴェアで、ここはイタリアとスロベニアとの国境に近い場所にある。北に行けばオーストリアも近く、クロアチアにも近い。

 このスキー場は以前からFISレースやヨーロッパカップで使用されている場所でもあり、ヨーロッパのスキー選手の間では有名なスキー場である。国際スキー連盟は全世界のスキー連盟の練習も1日85ユーロ(約13800円)で受け付ける方針も出した。この価格は宿泊費、食事代、スキーリフト代を含む料金である。そして、新しいコースには人口降雪機などの設備はもちろん、フィットネス施設、ビデオで分析する専用の部屋、会議室、その他のトレーニングサービス、アルペンスキーに関するテクニカルサポートなどが受けられるアルペン専用スキー場となる。ウェブサイトの設置は2007年9月頃開設される予定なので、全貌はその頃わかるのではないかと思われる。

 日本でも北海道・歌志内市のかもい丘スキー場やニセコモイワスキー場などアルペンスキーの練習場所を提供してくれる大変ありがたいスキー場が何箇所かあるが、日本での練習は外国特有のウネリや急斜面がないので、海外のFISレースを転戦する人には物足りない部分がある。人気アルペンスキーDVD「ワールドアルペンスキー2」でもベンジャミン・ライヒ(AUT)の兄が日本のスキー場環境の弱さを指摘していた。

 隣国であるオーストリアやスロベニアからもレーシングチームが練習に来ているスキー場なので、興味のある方はsella@promotur.orgまで連絡してみると良いかもしれない。

グーグルマップでSella Nevea検索
http://maps.google.it/maps?f=q&hl=it&q=Sella+Nevea&sll=41.442726,12.392578&sspn=8.512733,14.897461&ie=UTF8&ll=46.3692,13.503571&spn=0.244949,0.465546&z=11&iwloc=addr&om=1