2002年ソルトレイクシティーオリンピックで銅メダルを獲得した後、鼻薬に入っているメタンフェタミンによってドーピングと国際オリンピック委員会(IOC)から判断されその後バクスターの銅メダルを剥奪。イギリス初悲願のメダルをオーストリアのベンジャミン・ライヒ(AUT)に行き渡ったという苦い経験をしているアラン・バクスター(イギリス)が引退をほのめかすような発言をしたことでイギリスで話題になっている。
現在33歳でもうすぐ34歳を迎えるアランバクスターはスラロームの世界ランキング100位以下からも落ち、現在はヨーロッパカップとFISレースをメインに戦っている。今シーズンのワールドカップ男子回転開幕戦も1本目で途中棄権。思うような成績を残せないでいる。
本人は今後のスキー活動について「現段階ではYESかNOは言えないが、今シーズンの行く末を見てから」と意味深な発言をしている。これがメディアにとって「引退?」と受け取られたのだろう。ワールドカップでは2001年のスウェーデン・オーレ男子回転の4位がベストリザルトのバクスター。ソルトレイク五輪ではイギリス初のメダルこそ失ったが、母国イギリスでは今でも「一番記憶に残るスキーレーサー」となっている。
正式な引退表明ではないのでなんとも言えないが、今シーズンが最後の滑りとなる可能性もあるので気になる人はチェックしておいたほうが良いかもしれない。彼の実績はイギリススキー業界の歴史に永遠に語り継がれるスキーヤーとなるのは間違いないだろう。

