批判の嵐となっている2009年フリースタイルスキー世界選手権猪苗代大会。先日「6億の不足」と書いたが、一部の新聞などでは8億という説まで上がっており、どうやって開催にこぎつけるか問題となっている。そして今日新たにわかったのが猪苗代と国際スキー連盟が2年間協議していないという実態も浮き彫りになった。
毎年5月にルール問題やワールドカップ開催地を決める恒例のFIS会議があるが、昨年のポルトガルでの会議では猪苗代の場所を説明しただけということもわかった。すでにこのことは福島県内でも報道されている。通常、世界選手権やオリンピック前にはテスト試合としてワールドカップスケジュールに組み込まれるが、今年行われた猪苗代ワールドカップは3000万円の赤字を出している。FISの要求額が高いというのはわかるのだが、1円も利益が出せないワールドカップでは世界選手権はもっと厳しいのではないかと思う。ましてや補助金などさらに使えば県民の理解も得られない行事になってしまう可能性もある。8億の資金不足ということから考えて猪苗代ワールドカップの中止やその他経費削減などしないと世界選手権の開催ができないのではないかと思われる。
少なくとも今回の事件で猪苗代ワールドカップの舞台裏が浮き彫りになってしまった。
「カネと政治」が最近クローズアップされているが「カネとスポーツ」も問題になっていくのかもしれない。大切な国民のお金が赤字のスポーツイベントに補助金として使われ、一時的な効果が見込めても赤字が続くのであれば、国の経済は一向に良い方向に動かないような気がする。猪苗代ワールドカップだけで3000万円の赤字なのだから、全国中学や国体など日本中のスポーツ大会をあわせるといったいどれだけお金が消えているのだろうか・・・。大きなお金を使う国家公務員や地方公務員、実行委員会の人たちはもっと「正しいお金の使い方」をもっと学んでほしいものである。
今後の猪苗代ワールドカップそして2009年フリースタイルスキー世界選手権がどうなるか注目される。
参考
2009年フリースタイルスキー世界選手権猪苗代大会が危機


会長が、1500万円以上の利益を出さないとご機嫌が悪いらしいよ。