昨年12月13日に経済開発協力機構(OECD)が「地球温暖化がヨーロッパアルプス地方のスキー産業に影響を与える」という報告の中間発表を行ったが、その予想が見事に的中している。ちなみに昨年の中間発表の内容は以下の通りである。
1.OECDでは欧州666のスキー場中−大規模のスキー場のうち、57のスキー場はすでに雪が不足しそうな最低限の状態で営業。また営業できるスキー場の数は将来気温が1℃上昇すると500に、2℃上昇すると400に、4℃上昇すると現在の1/3の200にまでスキー場が減る
2.ヨーロッパは世界平均の3倍の早さで気温が上昇しており、主要な産業である観光に影響を与える
と経済開発協力機構は予測していた。
フォーブスでは一番被害を受けたのはドイツで危険地域はスイスとなっている。そしてフォーブスではフランス・アボンダンスというスキー場に関してのデータが公表されているが、リフトだけで損失額が1億を超えており、街としても今後の継続が困難になるのは目に見えているようだ。投資家達も回収できない事業に当然投資するわけが無く、スキー場運営の仕方が今後世界各地で問題になる。また、スキー場だけではなく、この地球温暖化によりスキー場運営会社は破産保護を受けている会社もあり、不動産価格など市場にも影響を及ぼしている。ただ昨年12月12日にスイスで記録的大雪も記録しており、場所によっては雪に恵まれている地域もあるようだ。
問題は世界中の人が「地球温暖化は二酸化炭素が原因」という観念に固定されており、宇宙全体で温暖化が起きていることを知らない人が多いことだ。恐らく二酸化炭素対策をしても状況はあまり変化しないのではないかと思う。その理由は宇宙にあり、太陽系の惑星は全体的に温度が上昇しており、コアとなる太陽も温度が上昇している。宇宙を見れば温暖化は地球だけではない話で、宇宙全体の流れを考えると今後温暖化はさらに進むものと思われる。また、これだけ車を走らせれば二酸化炭素はそう簡単には減らないのではないかと思う。
今後ワールドカップスキーやFISレースを継続するのであれば「雪のある国」で行うケースが出てくるのではないかと思われる。そうなると海外遠征できる資金的余裕がある選手だけがFISポイントを獲得できるという事態にもなりかねない。
写真を見てもわかるように私は昨年スイス・ウェンゲンに行きワールドカップスキーを見てきたがご覧の通り雪が無い。W杯の国際映像を見た方もわかったと思うがコースの周りは土だったのは記憶に新しい。来シーズンのW杯スキー、日本のスキー場はどうなるかわからないが、少なくとも代替レースのスキー場を確保しておくなどの処置が必要になるかもしれない。
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Warming Trend Threatens Alps Ski Resorts(フォーブス)
OECD東京センター

