アルペンスキーワールドカップは5月23日〜27日に行われたスロベニア・ポルトロッツの会議で国際スキー連盟(FIS)は各スキーメーカーなどからのさらなる出資を求めた。しかしSRS(スキーレンシングサプライヤー)の広報担当者が発表した国際スキー連盟の実態は深刻なものだった。SRSとはスキー企業(恐らくメーカーなどの団体)団体の集まりみたいなもので、SRSは現在ワールドカップスキーなどに年間160億円出資している。しかし、SRS広報担当者は「もうこの金額が限界」と公表した。またSRSの広報担当者は「この財政問題に関しては2005年頃から何度も言ってきたが、国際スキー連盟は何もコスト削減などしてこなかった」とコメントしている。SRSの広報は続けて「今後スキー産業並びにワールドカップスキーというスポーツは付加価値をさらに上げ、資金的に潤う産業にしていかねばならない。またコスト削減できるところはコストカットしていかなければならない」と語った。この問題は約40分に渡って議論され、今後もさらに煮詰めていかなければいけない重要な問題である。
昨シーズン、ワールドカップスキーはドイツ・ガルミッシュパルテンキルヘンの雪をオーストリアからヘリコプターで運ぶなど、多額の出費が重なり、今後の地球温暖化によりさらなる大会中止なども十分考えられ、スキー業界全体で深刻な問題となっている。

