以前オーストリアスキー連盟、トリノオリンピックドーピング問題で対立というニュースを流したが、その続報でクロスカントリー選手4人は裁判長が下した「永久追放」に対し正式にCAS(Court of Arbitration for Sport。スポーツ仲裁裁判所)に処分取り消しを求め提訴した。この裁判は非常に複雑で、トリノ五輪の時は薬物が見つかっておらず、家宅捜査でドーピングで使用した注射が見つかるなど不可解な部分がある。
また、一見この問題は国際オリンピック委員会に有利に働いているように見える。だが、実際は証拠不十分のまま裁判が進められ、クロスカントリー、バイアスロンの選手6名に対し永久追放の処分を下すなど、一方的に判断を下した裁判所の体質と国際オリンピック委員会側にも疑問が残る裁判となっている。
果たしてスポーツ仲裁裁判所(CAS)はどのようなジャッジを下すのか。万が一、証拠不十分という情報が本当で裁判所が一方的に選手を永久追放という決断をした場合、平等にジャッジしなければいけない「裁判所」という法廷が問われることにも成りかねない注目の裁判である。
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